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安らかなる眠り 白 エンチャント あなたのアップキープの開始時に、あなたが白を支払わない限り、安らかなる眠りを生贄に捧げる。 あなたのアンタップ・ステップを飛ばす。 あなたのアップキープの開始時に5点のライフを得る。 「寝かせておこうぜ? 気持よく寝てるんだしよ・・・」 ――とある冒険者の呟き 38版の 105。 106で修正というより改造。 最初に作られた 105はマナコストが白赤と無駄に2色、アップキープに得られるライフの量はたったの2点というあまりにもレジェンドな性能だった。 106で白1マナで出せて、5点のライフを得られるようになり、マナ当たりの回復量は破格となったものの、アンタップ・ステップを飛ばされるのはビート・コントロールともに致命的である。覚醒なんかと組ませて、やる気デストラクション狙うっていう方法はなくはないが…… [部分編集] イラスト /) /) o .,/ノ,/ ノ_,,.-/)-.., °。 /_ _ フ,. `~`'ヽ、 ZZZzzz... ( _,,.ノ __(_ ) )  ̄ ̄ ^^^ ^^^ノ ノ `"''"
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各パズル解説 各パズルが意味するところ、背景情報を補足。 謎解きを見直したい場合は、データベース → 隠された真実で各クラスターを選択。 基本的に、このパズルを解くという行為それ自体が、被験者16号が得た情報を伝える仕組みになっている。 正しい絵、絵の中のポイントを選ぶためには何が重要であるか(王侯貴族、ロボットなど)という正しい推定が必要であり、絵合わせの復元も正体を探す努力をすることであり、コードホイールのキーコード合わせも写真を注意して見るための仕掛けである。 また、通話記録をデコードすることによって、テンプル騎士団の陰謀を読み解くことが出来る。 アサシンのマーク、テンプル騎士団のマークに注意してみよう。 なお、モールス信号等で謎解きの絵にさらにメッセージが隠されている場合がある。 パズルの解法が知りたい方はこちらへ→シンボル 1.CLUSTER1君主制の崩壊。テンプル騎士団は民衆の支配を継続するために新たな、より都合の良い政治体制を求めた。 2.CLUSTER2冒頭の文はアダム・スミスの「国富論」。テンプル騎士団が資本主義を創り出した。リングパズルは資本主義によって、自然や民衆の暮らしが変えられたことを示している。 3.CLUSTER3冒頭のモールス信号。DARKNESSLOSTDNUMB "数字は闇の中に消えた" ハリー・デクスター・ホワイトの写真にある文、Le chiffre indechiffrable(仏語:解読できない数)より、写真に隠されている文字群はヴィジュネル暗号になっている。"IMF"が赤文字で強調されているのでこれを暗号鍵に使えば解ける。1ドル紙幣。"ジキル島ダックハントクラブ、より多くの紙幣と中央銀行"。その左の部屋の写真にある"1910年"から、同年にジキル島で行われたロックフェラーなどの各経済界のトップによる秘密会議の末に設立された連邦準備制度(FRB、アメリカの中央銀行)の事を指している。後半部はドル紙幣が米造幣局ではなく、FRBが発行している事を指しているか。参考資料:FRBとは スターリンの写真。"その一つ、彼は必要な圧力を供給した"。同写真のポップアップする文章と合わせて考えると、ロシア革命によって共産主義国家が誕生したが、党上層部などのブルジョワが依然として贅沢な生活を送っていた=既存の社会経済システムが堅持されていたということだろうか。 群衆の写真。"債務国は新たなフロンティアだ"。 4.CLUSTER4現代計算機科学の父とされるアラン・チューリング。労働者の代わりとなりうるロボット(人工知能)が資本主義を破綻させるのではないかと考えたテンプル騎士団は、その研究を行っていた彼を聖書の蛇がアダムとイヴに知恵の実を食べさせた事(ロボットに知能を与えようとした)になぞらえてリンゴで暗殺した。同じ通話記録から共産主義者であるとされたハリー・ホワイトも同様に自殺に見せ掛けて殺害されている事が判明している。 5.CLUSTER5写真群に隠されている暗号はアウグスト・ピノチエットの写真の車のナンバーをズームすると現れるLUXJ→FORDより、アルファベットの順番をずらすシーザー暗号が使われている事が分かる。その写真の下にある暗号"死者は3000人を超えた"。CIAの支援を受けてピノチエットが引き起こしたチリ・クーデターで設立された軍事独裁政権下での死者は公式発表で3000人以上。参考:チリ・クーデター 左下の写真の下にある暗号"ユナイテッド・フルーツ、USバンク、自動車会社等はアルゼンチン政府に企業債務を移譲した"。 左上の写真。"愛丁帝"→"あいていてい"→"ITT"→"CNN"、すなわちCable News Network。CLUSTER6でカメラマンがテンプル騎士団のマークを背負っている事からも、メディアがテンプル騎士団の支配下にあることが分かる。 社会主義国の転覆の裏にはテンプル騎士団(キッシンジャー)の姿があった(通話記録より工作によってアメリカによる関与と見せかけていた事が分かる)。全ては国家にも縛ることが出来ない資本主義体制を維持するため。 6.CLUSTER6写真に隠されている暗号。ズームすると楽譜が見えるが、音階と音符をアルファベットに置き換えて解読できる。(四分音符と二分音符で換字パターンを分けて考える)ペレストロイカの下にあるスコア(右下の写真の下にあるスコアも同じ)。"それはブレトン・ウッズで始まった。IMFの設立である"。ブレトン・ウッズのランドマークであるマウント・ワシントン・ホテルだが、CLUSTER3の写真群の中のアブスターゴ社の旗が掲げられている建物である。建物にズームすると現れる文はテンプル騎士団が世界経済に影響力を持つことで間接的に世界を支配しようとしている事を示していると考えられる。 森の写真。"疲弊した政府は改革にうってつけである"。 エリツィンに対するマーガレット・サッチャーの書簡。ソ連解体は人々を独裁政治から解放する為ではなく、石油の獲得(資本主義を維持)が目的であった。 最後のパートにもスコア。"ロシア高層アパート連続爆破事件によってチェチェン戦争が勃発し、プーチンを大統領に選ばせた。全てはアブスターゴによる計画だ"。プーチンが大統領に選ばれたのはチェチェン戦争を制圧した辣腕が評価されたからだと言われている。参考資料:ウラジーミル・プーチン、チェチェン紛争 7.CLUSTER7冒頭の被験体16号による数字の羅列は大きな戦争が勃発した年。全てはテンプル騎士団が引き起こした物だった。 写真解読。隠されている暗号は3桁の数字の羅列。ジョージ・W・ブッシュが映っている写真にWe the people.とありその上に1,2,3の番号が振られている。この3語から始まるものといえばアメリカ合衆国憲法である。それぞれの数字は合衆国憲法のn番目の単語の頭文字を表している。一番大きな写真"その命令は下された"。 ポール・ウォルフォウィッツの写真。"最後のフロンティア:破壊を利益とすること"。 ドナルド・ラムズフェルドの写真。"コンストラクターは利益をあげるために戦争を運営する"。 ドン・エヴァンズの写真横。"イラクは最高入札者に売却された"。 合衆国最高裁裁判官アントニン・スカーリアの書簡。サンドラとは合衆国最高裁裁判官のサンドラ・デイ・オコナーの事と思われる。彼女を最高裁から引退させ、後任にテンプル騎士団の人物を就ける為の工作。Wはジョージ・W・ブッシュ、Cはディック・チェイニーかコンドリーザ・ライスの事と思われる。司法を牛耳ることで、アメリカを裏から支配しようと暗躍している事が読み取れる。 8.CLUSTER8テンプル騎士団がテレビ(おそらくデジタル放送を受信するもの)を利用して人類の監視と個人情報の収集、マインドコントロールを行なっている事が明らかにされる。CLUSTER5,6からもメディアがアブスターゴ社の支配下にあることは明白である。 ウォーレン・ヴィディックのメールからネットワークを用いてエデンのリンゴと同じような効果を発揮する実験に成功したという報告。 テレビゲームに夢中にさせて現実を忘れさせようとしている。メタフィクションか。 9.CLUSTER9 10.CLUSTER10リングパズルの蝶のような模様はローレンツ方程式のグラフ。予測不可能性・カオスの象徴であり「nothing is true, everything is permitted.」(真実はなく、許されぬことなどない)という、Assassin s Creed(アサシンの信条)を代弁するかのようなマークと言えそうである。1のエンディング直前等、シリーズには度々登場しているマークである。 写真解読。アルファベットの大文字と小文字がランダムに並んでいるが、これらは元素記号である。よく見ると27番以降の元素がないので、各原子番号をアルファベットに変換出来ることが分かる。警官隊の写真左上。"暴君にそれを壊すことはできない"。 同上写真右側。"支配者にそれを殺すことはできない"。 同上写真左側。"奴らのコントロールは衰えつつある"。 毛沢東の旗が映っている写真右側。"アブスターゴが全てを所有しても、あなたを手に入れることはできない"。 同上写真下側。"「役立たずな紙切れ」から決別しよう"。原文「worthless pieces of paper」とはドル紙幣の事。後ろにある"資本主義の失敗"という言葉と重なる。 広場の写真右側。"裁判所はそれを止めることはできない"。 同上写真上側。"化学がそれを開くだろう"。 警官が盾を構えている白黒写真。"December21 2012"。アブスターゴ社の人工衛星打ち上げ予定日である。 電話記録。テンプル騎士団の目的は"かつて来たりし者"に代わって人類を統治し繁栄させる事であって、騎士団にとって資本主義はその為にとっている手段に過ぎない(騎士団の理念はノブレス・オブリージュに近い)。アサシン教団と対立しているのはアサシン側が"誰にも束縛されず、人類自身の力で進化していく"という考えで、"テンプル騎士団が人類を導いていく"という騎士団の考えと相容れない為である。 チェスの画面。"H. ACTⅡ. SC.2 192.(日本語版ではHが欠けている)"。意味するところはハムレット 第2幕 第2場 192行。"Words, words, words."。"ABRAN LOS OJOS"はスペイン語で"目を開け"。"TUAM LIBERA MENTEM"はショーンの言うようにラテン語で"心を解き放て"。 赤い点の並びは黄金長方形に内接する螺旋を描いている。黄金長方形はフィボナッチ数列(10のコードホイールパズルにも使われている)の各項を一辺とする正方形を螺旋状に配置した物に等しい。 議論用フォーム 過去のコメントはこちら ↑パズルの解き方ならシンボルへどうぞ - 名無しさん 2012-03-24 11 36 46 2012年の後期に誰かの処刑が起こるのではないか?その時なんらかの奇跡が起こると信じてる - 名無しさん 2012-05-02 17 44 10 シンボル - 名無しさん 2012-05-19 00 05 08 CLUSTER8隔離ゾーンの背景のグラフは何なんでしょう? - 名無しさん 2012-09-14 20 02 49 CLUSTER9について何も書かれていない・・・ - 名無しさん 2013-05-07 00 42 13 名前
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あの子、許さない [部分編集] エキスパンション第4弾 COMMAND 04B/C BN024C 2-茶1 (∞恒常):このカードの解決直後に、本来の記述に「特徴:装弾」を持つ自軍G1枚をロールできる。その場合、カード1枚を引く。 (防御ステップ):敵軍ユニット1枚は、このターン、キャラの戦闘修正以外の全ての戦闘修正を失う。 支配 装弾 茶-X 「特徴:装弾」を持つコマンド一覧(B2現在)。 渾身の一撃 フィン・ファンネル・フィールド 受信調整 ロンド・ベル 咄嗟の救援 一騎当千の守り 反攻作戦の勝利 ビーム・マグナム 手練れ 歓待 戦場の悲劇 拡散メガ粒子砲 大義の下に プラズマ・リーダー 水中戦 白狼 5thルナ落下 発進シークエンス シザースクロー 暗殺 裏取引 暗礁地帯からの奇襲 超音速侵攻 残党狩り ガザストーム スパイの利用 反逆者 接収兵器の配備 ニュータイプ部隊 摂政政治 スクリュー・ウェッブ 不愉快だわ・・・ 決死の覚悟 あの子、許さない ナノマシンの脅威 ディアナ帰還 黄金の秋 Lシステム エネルギー偏向装甲 平和の国へ ドラグーンシステム 潜入任務 ミーティア ユニウスセブン落下 己の意志 アビス隊 ヴェイガンの世界 Cファンネル 「特徴:装弾」を持つユニット一覧(EX05現在)。 ジムIII ズゴック《EX05》 ジム・クゥエル ガ・ゾウム スモー アッシュ
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あいくらいあさいことばなどない【登録タグ あ でんの子P 初音ミク 曲 蒼姫ラピス】 作詞:でんの子P 作曲:でんの子P 編曲:でんの子P 唄:初音ミク(冒頭のみ)、蒼姫ラピス 曲紹介 「愛をこめて。」(動画説明文より) 蒼姫ラピスの誕生日である4月6日に投稿された楽曲。 トップクラスの人気を誇るミクへの劣等感やラピスの葛藤が描かれている。 歌詞 (動画より書き起こし) 月にWink 星にKiss ゆめのはざまでSwing みわたせばキラキラって 楽しそうなSweet 空にsing ずっとこのままDream あまいCream ふわふわゆられSleep 見あげれば雲の上 白い汽車が またミラー覗き込み落胆 がっかりだ 角度で美化し ちょっとマシ 涙ぐましい Mercy 理想と現実の深いギャップ 運命は不可逆 そりゃツラいはず I hate who I am 盛って 盛って モテモテ そんでもって Wonted,OK 素の自分 SNOW身分偽り 重要人物 有能気分 You Know 傷は痛みを増す一途 きっとこのまま一生燻り続ける嫉妬 I can't burn my empty fate まるで意味ナシ怠惰 そう生きた死体だ まっさかさま 頭から Sacrifice Me ダレカニナリタイ 時代 未来 期待したくても I deny たぶんあなたになれないみたい プライド 粉々に劣等感が押し潰してくる 時代に対し愛を表せないみたい ノートに書きなぐる 「愛くらい浅い言葉などない」 ツラい 嫌い さぁ 来て 見て 聞いて ついでに いいねして下さいね 失敬 失敬 綺麗ごとじゃないんです いいね無いって惨め お隣さんの数字妬んで 完全病んで 自分にE判定 私なんて永久に 弱気負け犬 ちっちゃい時夢中で 絵を描いて 歌うたって それだけでただただ 楽しかったはずなのに 私のIdentity いつの間にか採点式 全世界と繋がって かまって かまって I can't break my empty fate 踏みしめる十三階段 平伏す惨敗だ まっさかさま あからさま Sacrifice Me アナタニナレナイ 「5年後ね」と全部後にして 依然 言い訳に守られて THE END 自演 諦めの陶酔感はトランキライザー 時代に対し"Lie"を貫けないみたい 夜道に吐き捨てる 「愛くらいダサい言葉などない」 破壊したい 大好きなもの 大切なこと どこかに置いてきたみたい 擬態 痛い 楽しいって何だっけ 満たされるってどんなんだったっけ 時代に対し"I"を表し …たい 時代 未来 期待しなくても 愛したい気持ちに嘘だけはない 一切合切 しがらみは 空想故に重すぎる足枷 大舞台にDive 言い聞かすI can fly ノートの片隅に 「愛くらい深い言葉などない」 和解したい コメント リズムと共感できる歌詞が最高…可愛い歌がハンマーで壊されて怖くかっこよくなるところがでんの子Pワールドだな…と思った。 -- 林田 (2019-08-22 17 45 51) テンポと考えさせられるような歌詞が凄く刺さった…初めて聞いたけど中毒性が半端ない。 -- たんたん (2020-03-29 00 46 43) 名前 コメント
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「……以上が俺の考察だ」 ダムが決壊するように一気に、それでいて要点は小川のように淀みなく語ったブチャラティ。 「ミスタ、長いこと話に付き合わせて悪かった」 「い、いや、別に構わねーよ」 だが、頭の出来が人並み以上とは言い難いミスタにとって、それは経典を読み聞かされるようなもので。 普段使わない頭脳を働かせたことで血流が良くなったのか、頭をぼりぼり掻いている。 「要するに、今から確かめる他ないってことだろ?」 「まあそんなところだ。今までの話は推測でしかない。俺たちは圧倒的に情報が足りていないからな」 とはいえ、相手の言いたいこと、要点はしっかりとつかんでいる。 付き合いの長さ、上司と部下としての関係がそれを可能とさせるのだ。 首輪。 ゲーム参加者に課せられた最大の制約にして、荒木が傍観者でいられる所以。 脱出、反逆、逃避、静観……それらを不可能にする、軽量にして強固な拘束具。 勝つためには知らねばならない。 無知は罪だ。だが、知るということは時として罠が待ち受ける。 その罠は死を持って全てを飲み込むかもしれない、それでも。 「覚悟はいいか? オレはできてる」 彼は誓った者のため、罠とて飛び込む覚悟がある。 ★ 話しながら歩くというのは誰だってしたことがあるだろう。 歩くこと。話す、あるいは聞くこと。両方やるのはそう難しいことではない。 だが、片方に意識を集中すればもう片方の作業効率は落ちる、当然だ。 彼らとてそうだ。 ブチャラティらは、老人のようにのろい歩みを取らざるを得なかった。 考察内容と自らの見解を語り、そこから質疑応答に用いる時間を踏まえれば歩調の緩みは当然である。 だが、おかげで時間を有効に使う事が出来たようだ。 「おそらく、ここから南に真っ直ぐ行けば禁止エリアだ」 時計の針は9時を指す。ちょうど【C-1】が禁止エリアになる時間。 先のやり取りで費やした時間は無駄にはならなかった。 「まさかこのまま行くわけじゃあねえよな、ブチャラティ?」 「荒木は『即、爆発することはない』と言っていたが、そのまま受け取るのもどうかしてるからな。 まずはこの首輪で実験する」 ブチャラティは、スージーの思いとともに受け継いだ首輪を取り出した。 それに荒縄を結び付け、犬のリードのようなものにする。 「なるほど、それを禁止エリアに投げれば、俺たちが禁止エリアに入らなくても首輪の反応が見られるってわけか」 「そうだ。尤も、この首輪は機能が停止しているかもしれないが。 地面に落とした程度で爆発することは……ないな。もしそうなら、激しい戦闘に耐えられない」 荒縄を持って、首輪を投擲。 わずかに音を立てて着地。だが、首輪は一向に変化を見せず。 位置を間違えたかとも考え、更に南へと投げたものの変わらず。 「やはり機能していないのか?」 「やっぱり突っ込む覚悟するしかねえな」 「ああ、オレもそのつもりだ」 縄を手繰り寄せつつ返事するブチャラティ。 「ブチャラティ、悪いがここは俺が行く。あんたの『スティッキィ・フィンガース』は首輪を外すのに必要な『希望』だ」 「……俺だって最悪のケースは予想している。『荒木の言ったことは嘘で首輪は即爆発、侵入した途端再起不能』というケースをな」 「それだけじゃあねえ。銃のない今、俺が一人で生き残れるかどうかは怪しい。捨て石ってわけじゃあねえが行くべきは俺だ」 ブチャラティにとってミスタの提案は、嬉しくもあり、辛くもあり。 有難い部下を持った事には感謝する、だが余計に部下に負担を掛けるのも、リーダーとしての面子にかかわる。 言っていることは理に適っているから、たちが悪い。 少々の沈黙を経て、彼は―― 「ミスタ、禁止エリアに侵入してくれ」 ――その覚悟に懸けることにした。 ★ 「大丈夫……だよな? たぶん、きっと」 「おそらくは。殺し合いを見て愉しむような奴が、禁止エリアによる死を望むだろうか?」 決意はしたものの、膝が震えているミスタ。 ブチャラティが落ち着かせようと言葉を掛けるが、不安要素が多いのは事実。 「禁止エリアによる死を望まない。なら、何らかの手段で知らせてくるはずだ。そこに侵入した事実を。 しかし、注意しなければ感じ取れないもの……例えば、光とかで知らせるのなら。 夜ならまだしも、今は陽が出ているからな。ミスタ、どんな微細な変化でも見逃すな」 首輪に電球が付いているのは確認済み。 もしこれが禁止エリアを感知するものだとしても、自分からは見えにくい。 だが、地図の確認がしづらい夜に、強い光でもって禁止エリア侵入を伝えるという機能なら納得がいく。 「本当は俺も行って互いに観察すべきだが、ミスタの覚悟を無駄にしたくない」 「……わ、わりいな。先走ろうとしちゃってよ」 「いや、いいんだ。俺一人がいい格好するわけにもいかない」 わずかに笑みが生まれたが、南を見据えると自然二人の顔は引き締まった。 推測に推測を重ねたところで、事実という壁を前にすれば理はあまりにも薄っぺらく、か細い。 だが挑む。膝の震えは止まった。覚悟はとっくにできている。 地を踏む。足を上げる。砂が舞う。 目線は首輪。歩みは南。 地を踏む。足を上げる。砂が舞う。 歩幅が小さくなっているようだが、気にしない。確かに近づいているのだから。 地を踏む。足を上げる。砂が舞う。 一時たりとも気は抜けない。命というチップは何より重い。 地を踏―――― 『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』 「なッ」 「戻れ、ミスタ!」 声が聞こえるや否や、バックステップを取ったミスタ。 ブチャラティの命令より早く、離脱を図る。 「グッ!」 「い、今の声は……」 『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』 「まさか……!」 慌てて地に倒れこむミスタ、疑問を投げかけるブチャラティ。二人を無視するように音声響く。 声の主は。 「アラキ……!」 知らぬはずがない、邪悪の化身。 「クソッ! 奴のスタンドか!?」 「待てミスタ!」 周囲の警戒に当たるミスタ。 ブチャラティは顔に滝の様な汗を浮かべていたが、あくまで冷静に振る舞おうとする。 「しかしよブチャラティ、今荒木の声を聞いただろう!?」 「首輪から発せられた音声、だ。 荒木の警告が、例えば精神に直接訴えかけるものだったらオレに聞こえることはない。とすると……」 口元に手を当て思案するブチャラティ。 だが、口を押さえていても分かるほどに笑みがこぼれていた。だが先のそれとは違う。 それはまるで、大事なテストで山勘を当てたかのような、そんな笑み。 「何か分かったのか、ブチャラティ? 荒木に繋がる何かが?」 「ミスタ。前もって言っておくがオレは別に気が変になったとかそういうことはない。 だから、少しの間俺が何をしていようと黙っていてくれないか?」 こくりと頷くミスタ。 ブチャラティはチームリーダーを務めるほどに聡明だ。 こんなときに意味のないことをする男であるはずがないと、ミスタは自信を持って言える。 だから言われた通り静観しようと思っていたのだが。 『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』 『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』 『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』 『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』 『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』 『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』 ミスタは、境界線を行き来するブチャラティを見て、首を傾げざるを得なかった。 ★ 「すまないな、ミスタ。待たせた」 「何をしたかったのか全くもって理解不能だぜ、ブチャラティ」 ミスタの頭の中では、疑問符が飛び交っていることだろう。 しかし、ブチャラティは決して気が触れたわけではない。その表情、至ってまじめだ。 「そうだな……理由から説明すると回りくどい。結論から言おう。 荒木のスタンド能力が、首輪に関係している可能性は極めて低い」 ややあって、ミスタが腑に落ちないといった表情で問いかける。 「全ッ然分からん」 「逆に考えるんだ、もし首輪が荒木のスタンドなら、どんなタイプか? と」 スタンドによる戦闘経験が決して少なくないミスタにとって、この質問に答えるのはさして難しいことではなかった。 「そりゃあ、『遠隔操作型』か『自動追跡型』じゃあねーか?」 「そうだ。だが二つともあり得ない、説明がつかないことがあるんだ」 「一つずつ頼むぜ」 ああ、と軽く息つく間をはさんで、ブチャラティは自論を展開する。 「まず『首輪が遠隔操作型のスタンド』である場合。これは論外だ。 荒木がどこにいるか分からないが、この広い街で首を吹っ飛ばすだけの威力を出せるか? パワーは距離に依存するから、首輪の爆発力を一定に保つのは難儀だ。 それに、感覚を共有していても生死の確認なんて苦労するどころの話じゃあない。 一瞬たりとも気が抜けなくなる、88人の大所帯となればな。おちおち寝てもいられない」 メモを取り出すブチャラティ。 「同じ理由から、『首輪に作用するスタンド能力で生死の確認を行っている』というのも可能性としては低くなる。 別の手段、例えば監視による二段構えの確認をされているかもしれないがな」 そして、こう書き加える。 ・首輪に生死を区別するなんらかのものがある→荒木のスタンド能力? →可能性は薄い(監視など、別の手段を用いているかもしれないが首輪そのものに常に作用させるのは難しい) 「そして『自動追跡型』の場合。パワーが距離に関係なく出せるから、どちらかというと遠隔操作型より可能性が高い。 しかしだ……ちょっと地面を見てくれ」 そこには、子供が陣取りでもしたかのような感じで線が引かれていた。 その前に立つブチャラティ。一歩踏み出す。 『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』 忠告に従い、すぐさま離脱。 『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』 「ミスタ、この首輪は『精密すぎる』んだ。禁止エリアへの侵入を必ず伝えてくる。寸分狂わずな」 「『自動追跡型』は大雑把な動きしかできないからありえねえわな」 「そうだ。ついでに言えば、『町全体の3/100』だけを禁止エリアに指定している時点でかなり精密だ。 あげく、最初に88人一斉に別々の場所にワープだのやられちゃあ、大雑把だなんて口が裂けても言えないさ」 両手の平を上に向け、「やれやれ」といった感じのポーズを作るブチャラティ。 それとは対照的に、ミスタは怪訝な顔をブチャラティに向けていた。 「ああ、よーくわかったぜブチャラティ。だが、分からねえ。 アラキのスタンドが完全に判明したわけでもねえのに、あの笑みは何だったんだ?」 「確かにアラキのスタンド能力は分からないが、アラキを打倒する上で大切なことが分かった」 人差し指を立ててブチャラティは言う。 「アラキは、ほぼ単独で動いている」 「どういうこったい?」 「順を追って説明する」 確信に満ちたその瞳。 ミスタは、ブチャラティの言葉を不思議に思っても否定はしない。 「あくまで俺が述べたのは『アラキ一人で首輪にスタンド能力を作用させた場合』に言えることだ。 他の誰かにさせているのなら全くの的外れになる」 「それがないと言い切れるってことだよな? 理由は?」 「俺たちが集められたホールの舞台には『アラキしかいなかった』。これが答えだ」 息つく間もなく話は続く。 「参加者に反抗されないために、自分の協力者を示しておくのは意義がある。 単純に考えて、全面対決することになった場合、敵が二人なら戦力が二分、三人なら三分されるからな。軍隊ならほぼ対処しようがない。 湖に船を浮かべるくらいだ。奴は自分の強さをやたら見せつけたがっている。 なのに、スタンドのヴィジョンすら見せなかったのは『出来ないから』だろうな。 敵が一人なら、不意を突けば打ち取れるはずだ……!」 「協力者がいないってことか?」 「いたとしても、そいつは積極的に協力しているわけではないだろう。 もしくは、あの場にいてもハッタリが利かないような奴かもしれない」 紙上で鉛筆を躍らせるブチャラティ。 ・荒木に協力者はいない?(いるなら、最初に見せつけた方が殺し合いは円滑に進む) 「あんな少ない情報からここまで分かるもんなのか……流石だぜ、ブチャラティ」 「断定するのは危険だがな。それにもしかしたら、『そう思わせるのが目的』なのかもしれない」 「アラキの手の内で踊らされていただけでした、ってのは勘弁願いたいぜ」 肩を落として深くため息をつくミスタ。 「さて……もう一つの仮説を確かめに行くか」 荷物をまとめて進路は西へ。 箱庭の外を知るために。 ★ 「特に壁で仕切られてるとかじゃあなさそうだな」 地図でいう所の西端に来てみたはいいものの、情景にこれといった変化はなかった。 見たところ、地図の外に出ようと思えば出られそうである。 「俺の予測が正しければ、この先は禁止エリアだ。逃げようとしていきなりズガン! だったら先に伝えてるだろう」 「その方が、みんな中央によりたがるしな」 歩む、歩む、歩む。 『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』 「やはり、な」 「地図の外側に城を構えてる、って可能性は本格的に出てきたな」 軽く話し合う余裕を見せつけて、引き返す。 『禁止エリアからの離脱を確認。起爆タイマー、解除』 「大体のラインを見極めるか」 往復開始。 侵入と離脱の知らせが続く。 こうも繰り返すなら、荒木も『いい加減しつこいね』とか言ってくればいいのに、 と、ミスタはくだらないことを考えていた。 しばらくして、ブチャラティはピッチャーマウンドを踏み固めるような動きで地面に跡をつけた。 「でもよお、跡なんか付けてどうするつもりだブチャラティ? 判別の正確さを再確認するのか?」 ブチャラティの返答は、わずかに遅れが生じたものだった。 「俺たちは見せつけるしかないんだ。荒木の居場所を見つけ出すためには……」 「死地に突っ込む『覚悟』があることを!」 弾かれたように、西へ駆け出していくブチャラティ。 「馬鹿な、ブチャラティ――――――!」 『禁止エリアに侵入。30秒後に首輪が爆破されます』 唐突にして突然、ゆえにミスタの反応は遅れ、止めること叶わず。 警告もなんのその、ブチャラティは止まる気配を見せない。 その走りは、戻ることなど微塵も考えていないスピードだった。 『20秒後に首輪が爆破されます』 更なる警告にも、ブチャラティは怯まない。 途中で動きが止まる。周囲を確認していた。 振り返り、帰還しようとする。 『10秒後に首輪が爆破されます』 無情にも迫る制限時間。ミスタは焦っていた。 ブチャラティが駆けた距離は優に100メートルは超えている。 一流のスプリンターでも10秒でこの距離は至難。 それ以前にブチャラティは往復するのだ、息が続かない。 『5秒前』 死の宣告を言い渡すカウントダウン。 録音の筈なのに、笑みを抑えきれない荒木の表情が浮かび上がってくる。 『4――』 遠い。圧倒的に。人の足では。 『3――』 「『スティッキィ・フィンガース』!」 精神の像を発現。大地を殴りつける。 諦めの意からなる行為ではない。 触れると同時にジッパーが出現。まるで線路。 『2――』 「開け、ジッパー!」 引き手を掴み、自動的に切開。それを推進力とし高速移動。 摩擦音響かせ滑る。滑る―― 『1――』 ★ 「無茶しないでくれよブチャラティ! せめて俺に一言言ってから」 「言ったら……止めただろう?」 図星を突かれてミスタは黙る。 実際、かなりの無茶だった。 ジッパーの長さは残る距離全てを補うことはできず、 野球選手が塁に向かってするかのようなヘッドスライディングでギリギリ抜け出すことに成功したのだ。 ジッパーが生む推進力がそれを可能にさせたが、少しでも足りなければ死体が一つ出来あがっていたことだろう。 息が切れ切れのブチャラティは顔を伏せていたが、それは部下が自分の考えを容認しなかったからではない。 「……見当たら、なかった」 「え?」 「荒木が隠れ家にするような、そんな場所……見当たらなかったんだ……!」 『エアロ・スミス』の射程距離はせいぜい数十メートル。 二酸化炭素のレーダーの範囲は100メートルといったところ。 その範囲内に行ってみたはいいものの、それらしき施設はなかった。 「考えてみれば分かることだった。索敵なら弾丸に『セックス・ピストルズ』を乗せて 上空に打ち上げた方が広範囲を調べられる。人物となると難しいだろうが施設なら事足りる。 ……やはり俺の思い込みだったのか」 「諦めるなよブチャラティ。地図の外って言っても、海の向こう側もあるんだ。 移動手段が限られるから、そっちの方が可能性が高い」 「そう、だな。それに、地下施設なら気付きようがない」 こうして、実験の結果が書き加えられた。 ・ナランチャのエアロスミスの射程距離内いる可能性あり →西端【B-1】外から見てそれらしき施設無し。東端の海の先にある?(単純に地下施設という可能性も) 「これからどうするんだブチャラティ? 北側で同じような事すんのか? ああ、いや、別に止めはしねえけどよ」 「やめておこう」 即答。北端を行くというのは自分で言ったことなのだが。 「さっきので思い知らされたが、そう簡単に荒木の居場所を見つけられるとは思えない。 それに、何度も同じことをすればアラキに警戒されるかもしれない」 「じゃあジョースター邸か?」 「彼らは彼らでするべきことがあるだろうから、下手に付き合わせるわけにはいかない。 だが、今いる位置が位置だ。ワンチェンの支給品を回収してから立ち寄るだけのことはしよう。 ワンチェンに銃が支給されてたら見逃すわけにもいかないし、協力してくれる以上ジョナサンたちとは情報を共有したい」 主要な施設に行こうにも遠いし、何より拳銃のない今ミスタは足手まといと言っても良い。 石ころでも代用は利くが、不安要素を減らすためにも慣れた武器を手に入れる必要があると判断した。 中心地へ行くのは時期尚早、返り討ちにあうのが関の山。 「じゃあ行こうぜ、ブチャラティ」 彼らの身を呈した考察は、徒労に終わるのか? いつか実を結ぶのか? だが、無駄なことなど何もない。 辿り着こうとする意志がある限り。 【B-1 西端/1日目 午前】 【チーム・ブチャラティ】 【ブローノ・ブチャラティ】 [時間軸] 護衛指令と共にトリッシュを受け取った直後 [状態] 肩に切傷(血は止まっている)、左頬の腫れは引いたがアザあり、右腕の骨折、トリッシュの死に後悔と自責 [装備] なし [道具] 基本支給品、荒縄、シャーロットちゃん、スージーの指輪、スージーの首輪 [思考・状況] 基本行動方針:打倒主催、ゲーム脱出 1.【B-2】へ行き、可能ならワンチェンの支給品および首輪の回収を行う。 2.その後はジョースター邸へ(ジョナサンらと一緒に行動する気はない)。北端に沿って東を見に行くのは中止。 3.絶対にジョセフと会い、指輪を渡す。彼にはどう詫びればいいのか… 4.チームの仲間に合流する。極力多くの人物と接触して、情報を集めたい。 5.“ジョースター”“ツェペリ”“空条”の一族に出会ったら荒木について聞く。特にジョセフ・ジョースター、シーザー・アントニオ・ツェペリ(死亡したがエリザベス・ジョースター)には信頼を置いている。 6.ジョナサンとブラフォードを信頼。できれば他のジョースターにも出会いたい 7.スージーの敵であるディオ・ブランドーを倒す [備考] ※パッショーネのボスに対して、複雑な心境を抱いています。 ※ブチャラティの投げた手榴弾の音は、B-2の周囲一マスに響きわたりました。 ※波紋と吸血鬼、屍生人についての知識を得ました ※ブチャラティが持っている紙には以下のことが書いてあります。 ①荒木飛呂彦について ナランチャのエアロスミスの射程距離内いる可能性あり →西端【B-1】外から見てそれらしき施設無し。東端の海の先にある?(単純に地下施設という可能性も) 荒木に協力者はいない?(いるなら、最初に見せつけた方が殺し合いは円滑に進む) ②首輪について 繋ぎ目がない→分解を恐れている?=分解できる技術をもった人物がこの参加者の中にいる? 首輪に生死を区別するなんらかのものがある→荒木のスタンド能力? →可能性は薄い(監視など、別の手段を用いているかもしれないが首輪そのものに常に作用させるのは難しい) スティッキィ・フィンガーズの発動は保留 だか時期を見計らって必ず行う。 ③参加者について 知り合いが固められている→ある程度関係のある人間を集めている。なぜなら敵対・裏切りなどが発生しやすいから 荒木は“ジョースター”“空条”“ツェペリ”家に恨みを持った人物?→要確認 なんらかの法則で並べられた名前→国別?“なんらか”の法則があるのは間違いない 未知の能力がある→スタンド能力を過信してはならない 参加者はスタンド使いまたは、未知の能力者たち? 空間自体にスタンド能力?→一般人もスタンドが見えることから 【グイード・ミスタ】 [時間軸] 54巻、トラックの運転手を殴った直後(ベイビィフェイス戦直前) [状態] 健康、左頬が腫れている、トリッシュの死に深い動揺とゲームに対する怒り [装備] ナランチャのナイフ、手榴弾2個 [道具] 不明支給品残り0~1(あるとしたら武器ではないようです) [思考・状況] 基本行動方針:ブチャラティと共に行動する。ブチャラティの命令なら何だってきく。 1.【B-2】へ行き、可能ならワンチェンの支給品および首輪の回収を行う。その後ジョースター邸へ 2.エリナの誤解を解きたい 3.アレッシーうざい 4.あれこれ考えずシンプルに行動するつもり。ゲームには乗らない [備考] 二人がした情報交換について ※ブチャラティのこれまでの経緯(スージーとの出会い~ワンチェン撃破まで) ※ミスタのこれまでの経緯(アレッシー、エリナとの出会い~ブチャラティと合流まで) ※波紋と吸血鬼、屍生人についての知識を得ました 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 110 四個の手榴弾/残り四秒 ブローノ・ブチャラティ 142 The fall of a castle その① 110 四個の手榴弾/残り四秒 グイード・ミスタ 142 The fall of a castle その①
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(画像:ハヤカワSF文庫<図>) <リンク集> 位置づけとしては「教科書・参考書」。 Wikipediaハーラン・エリスン <作品概要> <◆基本情報> 著者:ハーラン・エリスン 訳者:浅倉久志・伊藤典夫(ハヤカワSF文庫) 収録作品まえがき-リオの波 世界の中心で愛を叫んだけもの 101号線の決闘 不死鳥 眠れ、安らかに サンタ・クロース対スパイダー 鈍いナイフで ピトル・ポーウォブ課 名前のない土地 雪よりも白く 星ぼしへの脱出 聞いていますか? 満員御礼 殺戮すべき多くの世界 ガラスの子鬼が砕けるように 少年と犬 主な受賞歴世界の中心で愛を叫んだけものヒューゴー賞(1969年/ショートストーリー部門) 少年と犬ネビュラ賞(1969年/中長篇小説部門部門) <◆あらすじ一覧>まえがき-リオの波(1969) / 伊藤典夫訳 世界の中心で愛を叫んだけもの / The Beast that Shouted Love at the Heart of the World(1968) / 浅倉久志訳(あらすじ)残虐な無差別殺人犯ウィリアム・スタログ。ある惑星で発見された、高さ12mの彫像。一見何らの接点も見出せない遠く離れたこの2つの事物を結びつけるある実験が、ある交差時点[クロスホエン]で行なわれようとしていた…。 101号線の決闘 / Along the Scenic Route(1968~69) / 伊藤典夫訳(あらすじ)ジョージはハイウェイで無茶な追い越しをかけてきたチンピラ野郎に、無性に腹を立ててしまっていた。彼は交通管制局に決闘許可を申し込む。男の面子を賭けた、譲れない戦いが始まる…。 不死鳥 / Phoenix(1968) / 浅倉久志訳(あらすじ)伝説に謳われた古代遺跡を求めて探検を続けるレッドとマーガとその亭主のパーティ。しかし彼らの命運は今まさに尽きようとしている。仲間のタブは既に死んだ。彼らは目的の遺跡を見付けることが出来るのか。 眠れ、安らかに / Asleep With Still Hands(1968) / 浅倉久志訳(あらすじ)サーガッソ海の底深くに眠る<睡眠者[ザ・スリーパー]>。超能力者であるリーフの隊とアボットの隊は、彼を仕留めるという同じ目的のもと、しかし互いに争いあいながら、海底深くへ潜航を続けていた。 サンタ・クロース対スパイダー / Santa Claus vs. S.P.I.D.E.R.(1968) / 伊藤典夫訳(あらすじ)世界中に勢力を広げつつある目的不明の凶悪犯罪集団「SPIDER」殲滅のため、毎年12月に限り仕事をする「彼」-クリスに声がかかる。今日は赤服の下に、山ほど武器を詰め込んで出動だ…、 鈍いナイフで / Try a Dull Knife(1963、1965、1968) / 伊藤典夫訳(あらすじ)エドワード・パーマの周囲の人間は、彼のみが保持している「個性」を食らって生きる、寄生虫のようなものに過ぎなかった。エディ・パーマは次第に蝕まれていく… ピトル・ポーウォブ課 / The Pitll Pawob Division(1968) / 伊藤典夫訳(あらすじ)略(全六頁) 名前のない土地 / The Place with No Name(1964、1968) / 浅倉久志訳(あらすじ)麻薬常習者のノーマン・モガート。殺人を犯した彼が逃げて、逃げて、辿り付いた先は、見も知らぬジャングルの中だった。 雪よりも白く / White on White(1968) / 伊藤典夫訳(あらすじ)ポールは妻と共に出掛けた雪山で、猛吹雪に遭う。命からがら逃げ込んだ洞窟で、彼は異形の生物に遭遇する…(全六頁) 星ぼしへの脱出 / Run for the Stats(1957) / 浅倉久志訳(あらすじ)臆病で逃げ腰のヤク中野郎、ペンノ・タラントは、手術台で目を覚ました。彼は<ディールドの星>への襲撃者・キバ星人用の切り札として、狂気の改造を施されていた… 聞いていますか? / Are You Listening?(1958) / 浅倉久志訳(あらすじ)アルバート・ウインソーキがある朝目覚めると、妻の様子がおかしかった。まるで、彼がそこに居ないかのように振舞うのである。憤慨しながらいつも通り出勤する彼だが、徐々に自分が陥った状況の異常さに気付く…。 満員御礼 / S.R.O.(1956) / 浅倉久志訳(あらすじ)ある日ブロードウェイに舞い降りた異星人の船。そこから出て来た異星人達は、鮮烈な魅力のパフォーマンスで地球人を魅了した。ヤマ師パート・チェスターの目論見通り、彼らのパフォーマンス観劇は一大ビジネスとして発展を遂げるが… 殺戮すべき多くの世界 / Worlds to Kill(1968) / 伊藤典夫訳(あらすじ)全銀河にその名を轟かせる凄腕の「侵略請負人」ジャレッド。しかし彼と相棒のラム、そして彼ら2人で作り上げたコンピュータ「マシーン」には、侵略以上のある壮大な目的があった…。 ガラスの小鬼が砕けるように / Shattered like a Glass Goblin(1967) / 伊藤典夫訳(あらすじ)病気で除隊したばかりのルーディは、元・婚約者のクリスが住まう<丘の家>を訪ねる。しかしそこは、11人のジャンキーが共同生活を営んでいる、異様な閉鎖空間だった。 少年と犬 / A Boy and His Dog() / 伊藤典夫訳(あらすじ)ほとんどが男だけの「上の世界」で泥臭く生き残って来たヴィクと、その相棒の犬・ブラッド。ヴィクはいつもの通り、一時の慰みを得るために女を探し追い詰めることに成功したが、今回の女、「下の世界」からやって来たクィラ・ジューンはいつものスケとは様子が違う。ヴィクの心は次第に彼女に捕われつつあった…。 <関連情報、その他雑感> 雑多キーワードメモ- <◆鑑賞記録> 2010年5月以降に鑑賞した分。◆小説(2011年11月読了)
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153.道を征く者 お父さん、お母さん、それに兄上に妹。お元気ですか 友達ができました。 このどうしようも無くクソッタレな世界で知り合いました。 出会ったときから天をつくような逆毛で、 どこに出しても恥ずかしいくらい逆毛です。 それと融通利かない堅物です。 訂正、堅物なんてものじゃありません。 信じられますか? 今までデートはおろか、女の子と会話すらまともにしたことが無いそうですよ? ちょっと肌を露出させた深淵の騎士子さん相手にドギマギしてます。 気づかれないように平静を装ってますが、バレてますって。 ダイヤの原石です。変な意味で。 ついさっきもペコペコ管理兵2人組相手に、のたまいました。 「モエ?なにそれ?っっwwwっうぇ」 なってません。逆毛のくせに全くなってません。 世の素晴らしさの30%くらい無駄にしてます。 元の世界に帰ったら叩き込んでやろうと思う。 驚く顔が見物だ。 面白い奴だ。 損な生き方してる奴だ。 いい奴なんだ。 だから 一緒に帰りたかった。 「助けられてばかりだな」 泥まみれになりながら掘った穴に3人を横たえてやると、目を真っ赤に腫らした深淵の騎士子は死者に語りかける。 「二度だ… 一度目はお前と♂アルケミに、もう一度はそこの二人の育てたペコペコに助けられた」 自嘲?それとも懺悔? 真っ直ぐ見つめる目はそのどちらも否定する。 これは… 「もらった命、無駄にはせぬ」 これは、誓いだ。 「お前達の託した想い、しかと聞き届けた」 騎士子は目を逸らさない。 「情けないが、まだ私は憎しみも悲しみも悔しさも捨てられない」 騎士は自分の中に大切な何かを背負い、そのために生き、死ぬと言う。 「だが、たとえ無様であろうと、生にすがろう。 戦って死ぬより遙かに険しい道だろうと皆と生き残ろう。 このくだらぬゲームを潰そう。 それが我が誓い。 我が騎士道だ」 溢れんばかりの負の感情を前にしても、もう道を踏み誤ることはない。 三人から引き継いだ命の灯が二人の進むべき道を指し示してくれるのだから。 (きっとお前がくれたんだ、逆毛) 強い心を、二人に。 ♂アルケミは思う。 折れた剣と 父と子と精霊と逆毛の神と そして逝った親友に誓おう。 希望的観測は出来ない。 そんな甘さは友の命と共に吹き飛んでしまった。 それでも俺は、絶対にゲームに乗ってやらない。 「だから眠れ、安らかに」 <♂アルケミ・深淵の騎士子現状維持> <時間は放送前> 戻る 目次 進む 152 目次 154
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―――――我は許しを請い願う 【ならば我が肉体を返せと1人(私)は言う】 ―――――我は許しを請い願う 【ならば友と過ごすはずだった時間を返せと1人(私)は言う】 ―――――我は許しを請い願う 【ならば恋人と培うはずだった幸福を返せと1人(私)は言う】 ―――――我にできる事は何も無い 【許しを願った人々(私達)に告げる、私はこの者達の願いの一部すら叶えれない】 【その者(私)達の答えは願いと違って全く同じ、幾百幾千の者(私)達の答え】 ―――――ならば我等は貴殿を許さない 【ああ、分かっている】 【私はそれほど罪深い】 【この罪は誰にも許される事は無い】 【だから贖罪をしよう】 【この罪は誰にも知られる事は無い】 【だから私が苦しもう】 【せめて私が誰かに許されるまで】 【せめて私が私を許せる様になるまで】 【私は眠りにつこう】 【もしも・・・もしも私を許してくれる人が居るなら・・・・・】 【・・・・・・・・・・・・】 ~虚ろな夢はこれにて終局~
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真実は遠く、未だまどろみの中に ◆i9ACoDztqc いくら野生児でも、アポロとてまったく文明の利器を使わず生活していたわけでは断じてない。 コンクリートも朽ちた街の、断線しているとはいえまだ僅かに残ったライフラインを使っていた。 もっとも主に知恵のいる仕事はバロンがやっており、彼は力仕事がほとんど専門ではあったが。 都会の生活とは言わないが、ジャングルではなく廃墟の生活に慣れている。 それでも何度かいでも嫌な気分になる臭いもある。機体の中からも感じる、この世界全体に流れる、油独特の臭いがそれだ。 アポロの認識は単純。 ここにいる全員をぶっ飛ばせば、帰れる。 恐ろしく短い。驚くほど短絡な思考だが、実際問題彼はそう考えているのだから仕方がないだろう。 だが、考えていることを書き記して短いということは、ほとんどイコールで考えも浅いと言ってしまってよい。 どう浅いかと言えば、アポロの中で、ぶっ飛ばすという思考が『殺す』という地点に結びついてないことだ。 別にアポロは人の命を平気な顔で奪える殺人鬼でもなければ、精神異常者でもない。 並みの人同様の常識やモラルは持ち合わせていないが、それでもだからといって命を平気で奪えるわけでもない。 だが、結果として彼がここでやってきたことは命を平気で奪える殺人鬼と大差ない。 今までこそ誰の命も奪わないでいられたが、純粋に運が良かっただけだ。 もし、どこかでボタンをかけ違えるように運命がずれていれば――彼は三人を殺した会場随一の殺害者となっていたかもしれない。 アクエリオンの相手は、常に堕天翅だった。つまり、ぶっ飛ばしても命がどうのと言う必要がなかった。 逆にアクエリオン側でも、どんなにズタボロになろうが別段死者が出るわけではなかった。 一人、重傷人が出たが……あくまでそれだけだ。 だからこそ、アポロの中では機体の撃墜とパイロットの死亡が繋がらない。 もし死者が出ていると理解すれば――アポロはおそらくここまで殺し合いに乗らなかっただろう。 無論、気に喰わない奴をつい勢いでぶっ飛ばしてしまうことはあっても、能動的に殺して回りはしない。 だが、既に殺し合いが始まり八時間近くが経過し、死者が三十人に近付いているにも関わらず彼は気付いていなかった。 ある意味で、一番この殺し合いでずれた認識のまま戦っている男。 もしヴィンデル・マウザーがいればアポロの姿を見て嬉しそうに笑うことだろう。 活き活きと笑い、生き、戦うアポロこそ、闘争が生み出す正しい人間の姿を現す、聖者だと。 同時に、自分の望むように殺し合いに走り、正しい現実に気付かぬまま踊り狂う愚者だとも。 そして、そんなアポロが今何をしているかと言えば。 コクピットの中ですやすやと眠っていた。 体は水に濡れ、しずくがコクピットに滴っているにも関わらず、安らかな顔で。 腹が減っては戦ができぬ。 機体の補給は道中で見つけた変な機械を触ってできたが、自分はそうもいかない。 四苦八苦しながらレーションの封を切り、うまくもない飯に顔を歪めたアポロが見つけたものは、河。 いくら流れが早くても、魚の量が少なくとも、そこは野生児の面目躍如。 素潜りであっさりと魚を捕まえて、木を集めて着火すればもうやることは一つしかない。 調味料はなくても意味不明なドロドロパックのメシに比べれば百倍うまいと平らげた。 泳ぎというのは意外に体力を消耗する。 もちろんこれまでの気を張っての連戦もあるし、腹も膨れれば眠気も出てくる。 隠れなければもし何かあった時、危ないことはアポロでも理解できていた。 ダンクーガに乗り込んで河の底の適当な岩陰に隠れれば、もうそうそう簡単には見つからないだろう。 あくびを一つして、コンソールに足を投げ出し、アポロは寝る。 放送は近い。普通の参加者なら放送を聞き逃すまいと気を張るはずが、まったく気にせず逆に休息に当てるアポロ。 まさしく野生児(ワイルドマン)、まさしく自由人(フリーマン)なスタイルはバトルロワイアルでも変わることはない。 結果、アポロは放送を聞き逃すことになる。 彼がこの惨劇を正しく理解するのは、一体いつになるのか……それはまだ分からない。 【一日目 14 00】 【アポロ 搭乗機体:ダンクーガ(超獣機神ダンクーガ) パイロット状況:疲労なし 睡眠中 機体状況:装甲各部位に損傷 戦闘に支障なし EN100% 現在位置:E-5 河 第一行動方針:ダンクーガの性能にご機嫌。誰だろうがぶっ倒す! ……Zzz 最終行動方針:ぜんぶ倒して、最終的にはヴィンデルって野郎もぶっ倒す! 備考:地図、名簿共に確認していません。そもそも気づいてもいません】 BACK NEXT 090 人形~にんげん 投下順 092 次なる戦の為の休息 088 疑心/信心 時系列順 093 take the wave BACK 登場キャラ NEXT 065 家族 アポロ 100 俺だってロムさんと組めば対主催として活躍できるはずなんですよ猿渡さん!(前編)